昨日、初めて、「電話リレーサービス」というのを実際に体験しました。

私が、ボランティアで関わっている相談会にこられた、ろうの方からの連絡でした。メールでのやりとりもしていましたが、メールではもどかしいということで、先方が電話リレーサービスを利用されました。

ろうの人と手話通訳者は、別にビデオ電話で繋がっていて、手話通訳者と私は普通の音声のみの電話で繋がっています。

ろうの人が手話で話されたことを通訳の方が音声にしてくださって、私が答えたこともビデオ電話でほぼリアルタイムで伝えていただいているようでした。ときどき、ちょっと待ってくださいといわれて、長い文章を通訳していただきます。返答も、ひととおり読み取った後で音声にしていただくときは、ちょっと間があきます。

事前に、ろうの人の相談を受けているので、ついつい通訳者が取り違えているのではないかと思い、通訳者に説明をしたくなり、本人向けでなく通訳者に対して話してしまうようなことがありました。が、これも通訳されているようでちょっとややこしい感じで、通訳の方は通訳と割り切らないといけなかったのでしょうか。

いまは、このサービスは、日本財団がモデル事業として実施されていますが、2年後には国事業になるとか。

詳しくは、https://trs-nippon.jp/ (日本財団のページです)