6月20日の権利擁護講演会は、新型コロナウイルス感染防止のため、現地会場とあわせて、録画配信をすることにしていました。
たくさん、お申込みいただきありがとうございました。

7月7日をめどとしていましたので、きょうの夕方、お申込みいただいた方にメールを送ることができてホッとしています。

当日、施設管理者から、上演時間を120分に30分短縮することやフロアとの質疑応答のやりとりを禁止されたこともあり、質疑応答部分は、講師のふたりにお願いして別の日にZoomを使って別撮りさせていただきました。ということで、録画配信データは、第1部講演、第2部対談、第3部質疑応答、となっています。

6月20日当日は、ネット環境が今一歩だったため、リアルタイム字幕がとても見づらいものでしたので、録画配信のものはきれいに仕上げたいとおもっていましたが、今回もやはりなかなか大変でした。

のちのちの参考のために、メモしておきますと、録画配信データの作成は、今回、次のようにしました。

映像は、2台のビデオカメラを用いて撮影。
ビデオカメラ1号機は、司会、あいさつ、講師、対談を撮影
ビデオカメラ2号機は、手話通訳者さんを固定で撮影

いずれの映像も、会場のスクリーンに投影するとともに、配信用パソコンで合成して配信する予定でしたが、当日の機器トラブルでビデオカメラ1号機の映像を配信用パソコンに取り込めず、でした。

録画配信用のデータは、3月3日の市民後見普及啓発セミナー時の教訓もあり、当日の配信データではなく、ビデオカメラの映像はSDカードに録画していたものを後日編集ということにしましたが、ここでも落とし穴が・・・。ビデオカメラ1号機の録画媒体がなぜかハードディスクになっておりハードディスクが容量満杯でSDカードに切り替えるまでの数分間動画が途絶えています(>_<)

音声は、施設の音響さんにお願いして、CDに落としてもらうことができたので、これは本当に安心できました。

編集の素材としては、2台のビデオカメラによる映像と音声データで、ビデオカメラ1号機の方がカメラワークが大変だったようです。
もう1台、ビデオカメラがあれば、もう少し安定した映像を得ることができたのではないかと思っています。レンタルで、数千円だったのですが、人手もないため断念しました。

編集ソフトは、Blackmagic Design の無償ソフト、Da Vinciを使いました。
まだまだ使いこなせていませんが、ほんとに、このソフトが無償なのはありがたいです。左におおきく、パワポ資料をうつし、右上段に講師、右下段に手話、下段に字幕という構成をつくることができます。しばらくすると忘れるかもしれませんが、このように画面配置できるのはほんとに便利です。

苦労したのは、今回も字幕です。
字幕は、CDの音声からUDトークを用いて変換。
誤変換を修正。

その後、表示時間を指定するため、字幕専用のSRTファイルを作成する必要があるのが、これも、本当に手間がかかるのですが、今回、Subtitle Edit という、これも無償のソフトを見つけて、だいぶ要領よくできるようになったと思います。このSEというソフトは、音声の波形を表示できて、それに当てはめることで、時間を設定することができるので、相当に作業効率はあがったと思うのですが、それでも大変でした。

今回は、最終仕上げをDa Vinciの字幕機能でしました。
今回の作業の流れは、いまのところ、ベストかなと思っていますが、もう少し、SEの使い方、Da Vinciの使い方をマスターできれば効率よくなるのではないかと思っています。

時間切れで、質疑応答編の字幕がまだあがっていません。がんばります。

なお、録画配信については、いちおう、申込み制となっていますので、次の申込ページからお申込みください。

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