尾張東部権利擁護支援センター(日進市に所在する尾張<東部>のセンターです)では、2年に1度、市民後見人養成研修を実施しており、今期は第3期となります。

11月13日と17日の2回、東郷町の町民会館で、市民後見人養成研修説明会が開催されました。養成研修を受講するためには、この説明会に参加することが条件となっています。

13日と17日に分かれて、当センターから2人、勉強のため、説明会に参加してきました・

尾張東部圏域では、これまで、市民後見人バンク名簿登録者は第1期、第2期それぞれ19人で、16人の方が家庭裁判所から選任され、活動してこられています。

尾張東部の市民後見人は、大阪市で先駆的に実施されてきた事業をモデルとしていて、市民が直接家庭裁判所から選任され、それを尾張東部権利擁護支援センターがバックアップセンターとして支援するというスタイルです。市民後見人には、実費は支払われますが、無報酬で活動していただいています。

説明会では、2名の市民後見人が活動報告をされたのですが、歩いて数分であったりごく近所の方の支援をされていて、毎週1回程度面会されています。専門職後見人からするとこれは大変なことだと思います。毎週、会う中で、延命措置のことなども話しあってきたと言います。

活動は大変だと思いますし、判断に迷うこともあると思いますが、尾張東部権利擁護支援センターのサポートを受けながら、本当にやりがいをもって活動されている様子がよく分かりました。

第3期ということで、少しずつ、市民後見人についての理解が、福祉関係者にも広がっているとのことでした。

尾張北部圏域ではいつからできるのか、まだ未定です。