成年後見制度の利用についての相談業務が仕事ですが、これまでの相談にも、生活保護の話、年金の話はよく出てきます。

自分の職歴からか性格なのか、行政の担当の方からこうだと言われても、本当にそうなのか法令上の根拠に自分であたったり、弁護士さんや社労士さんなど専門職の人に確認したくなったりします。

その法律、条例がなんのために、どういう考えで作られたのか、そういうことについて、漠然とであれ、自分なりの理解があります。
その理解にそって考えれば、いまの役所のいうこの運用が、なぜそういう運用になるのか、という疑問が起きることがあったりします。

それを、法令や問答集で確認していき(自分で分からないと、担当の方にその運用の根拠はどこに書いてありますかと尋ねます)、そしてなるほどと思い、知識を積み上げていくという感じです。

まれに、現場運用レベルのルールが見直しがされずに現状に即していなかったりということはあるものだと思いますが、そこをご本人に代わって主張していくのも私たちの仕事だと思っています。

いま、相談を受けている方の生活保護の運用についても、確認したいと思うこともあり、「生活保護手帳」と「生活保護手帳別冊問答集」を購入しました。よく勉強したいと思います。