プライベートで、現在、お一人だけ成年後見人になっています。

月曜日に休みを取って、一宮医療療育支援センターに行きました。

アンパンマンがお好きです。アンパンマンキーボードは、欠かせませんし、DVDプレーヤーでアンパンマンのDVDを見て過ごされることが多いようです。

彼女は、障害が重く、車いすには乗れますが、日常は寝ころんで過ごされます。言葉を話されることはありません。

意思決定支援ということが、成年後見の分野でとても大きなテーマのひとつになっていますが、やりとり、ということは難しいです。

施設の職員の方々に様子を伺って、ご本人が心地よく過ごせるようにとします。DVDもアンパンマンだけでいいのかなと思って、「おかあさんといっしょ」系のDVDも買ってきたりしましたが、やはりアンパンマンの方が気に入っておられるようだとのことです。

晴れた日には、車いすを押して外にでます。穏やかな陽ざしを浴びて、なんともいえない優しい笑みを浮かべられることがあります。

「意思と選好」に基づいた意思決定支援といわれますが、心地よさの表明を受けとめて、彼女のよりよい人生に関われるといいなと思っています。ただ、1か月に一度会いに行くのが精一杯です。

このDVDプレーヤーも古いもので画面も小さいので、大きなものを買ってきてあげようかな、と思っています。