Uni-voiceについては、以前も書いたことがあるような気がします。

スマートフォンのアプリで、音声コードを読み取り、音声で読み上げてくれるアプリです。

無料のアプリで、登録もいりません。

先日は、このUni-voiceを入れたチラシを印刷発注して、印刷会社とトラブル発生しました。

この印刷会社は、ネット発注で、原稿を当方で作ってそれを印刷できるかデータチェックして、印刷にまわすだけということで、デザイン等は当方でする必要がありますが、とても安いです。24時間、機会も人間もフル稼働なのでしょう。当方が夜中に入稿しても、その後しばらくしてデータのチェック完了しましたのメールが入ったりします。

この印刷会社の仕組みで、納期を長くすれば安く、短くすれば高くなります。
一方でデータチェックでなにがしかひっかかったら、そのチェックに対応するまで、正式発注とされず納期を遅らされます。
「。。。を確認して再度発注してください」みたいな感じで、このやりとり1回ごとに1日ずつ納期が遅れる感じです。

普通なら、納期が少し遅れてもチラシの配布が少し遅れる程度ですが、今回は、扶桑町さんが町広報にはさみ込んで全戸配布していただけるということで、きっかりした納期があったので、遅れてはこまります。私も、2日ほど余裕をみて、すこし高めの金額で発注しました。

Uni-voiceをチラシに掲載するには、いくつかのルールがあります。ひとつは、音声コードの位置ですが、コードの中心が、紙の端っこから25mmのところにおくこと、ふたつめに目の見えない人にUni-voiceの音声コード付きであることをお知らせするために、チラシ右下25mmのところに切り欠きという半円の切り抜きをすること、みっつめに裏面にもコードがあるときは二つ並べて切り欠きがひつようだけれども表面の音声情報に裏面もあるといれておけばひとつで良いこと、などです。

このルールは、Uni-voiceを推進している特定非営利活動法人日本視覚障がい情報普及支援協会のホームページに技術仕様として掲載されています。

この印刷会社は、ホームページにこの音声コード用の切り欠きのオプションを説明しておきながら、この上記のルールを承知されておらず、なんども確認されてきて、またその問い合わせが音声コードとQR CODEと勘違いしているレベルの質問で、その都度1日ずつ納期を延ばされて、いよいよ、もうリミットというところで、印刷会社に電話して、抗議してしまいました。(`ヘ´) プンプン。

結局、先方が非を認めていただき、納期を調整してもらいましたが、ひさしぶりに、ほんとに(`ヘ´) プンプン。モードになりました。

赤丸で囲んだのが、音声コードです。

Uni-voiceアプリを起動して、これを読み取ると、このチラシに書いてある内容が読み上げられます。