相談記録をみなさん、どのようにされていますか。

当センターでは、行政にご理解いただいて、初年度にシステム開発費を予算化していただいたので、当センターオリジナルの相談記録システムをもっています。
実際の入力作業等については、私より若い人たちに紙に書いたものを渡して入力してもらっているので、使い勝手についてはよくわかっていませんが、丁寧に入力してもらっています。

前の職場で、児童虐待のケース検討会議の際に使用される資料は、職員がACCESSでつくった自前のものですがよくできていました。
事案をA、B、Cなど符号をつけて、より密度の高い関わりを必要とするものを確認するとともに、関わる関係機関のうち中心となる機関に◎をつけるなどの工夫がありました。

私のこれまでの経験では、相談機関では、新しい相談が次々にくるので、緊要度の高くない場合は、ついつい後回しになってしまい、何かことが起こってそこからあわてて対応をするということがあります。
何かあって検討会議がもたれたときに、その資料には、2年前、3年前に相談が持ち込まれていたとの記述がある・・・ということがままあります。

そうならないようにするためにこういうシステムをツールとして活用しながら、定期的なチェックをしていているのですが、まだまだ不十分だと思っていますので、この点でもノウハウを蓄積し、システムの改修もしていきたいと考えています。