愛知県内では、当センターのほか、知多地域成年後見センター、尾張東部成年後見センターの3つのNPO新設・広域型のセンターがあり、いま、あま南部地域でも検討していただいています。

昨日は、岐阜家庭裁判所と岐阜県庁からお客様があり、広域連携について意見交換をする機会を得ました。

事前に、岐阜県の市町村別人口規模を把握し、地図を色分けしたりしましたが、愛知県とはずいぶん様相が異なっており、広域連携の話をまとめていくのは大変そうでした。

なによりも、岐阜県は、県人口約200万人で市町村数が42あります。これに対して、愛知県は、人口750万人で54市町村ですので、だいぶ合併等で一定の規模になっていることがうかがえます。

岐阜県は、人口3万人未満の市町村が、全体の約6割です(愛知県は、全体の約2割)。このぐらいの規模の町だと、県内各地を回られたという裁判所の方のお話しどおり、職員のみなさんもいろんな仕事を掛け持ちされていて、新しい事業に取り組むという余力がなかなかででこないかもしれません。

愛知県内の例では、あま南部のみなさんが、3つの市町村の圏域人口8万5千人で、NPO新設・広域型で取り組まれるというケースが参考になると思いますが、そのまま、愛知県内のモデルを適用することも難しそうで、少し工夫をしたモデルが必要と思われますが、だれがそれを構想するのかという事情もあります。

当初午前中を予定していたのですが、あれやこれやの話をしていて、1時前まで話し込んでしまいました。