10月9日、扶桑文化会館での住民のための成年後見制度学習会が、無事、終わりました。

青空一風、千風さんに来ていただいて、40分の漫才と60分の対談。楽しんでもらえたでしょうか。

きょうの祝日、家で、収録データを見まして、無事録画されているのを確認。録画配信、できそうです。
字幕を入れる作業で2か月近くかかるので、みなさんに視聴のご案内ができるのは12月と思います。

前日の土曜日に、そうだ!と思いついて、テレビ番組の公開収録のときに前で係の人がでてきて拍手の練習とかするのを、今回録画配信も公開収録みたいなものだから、陰マイクでなく、それをやってみたらどうかと思い、家で話をしたら、「前説(まえせつ)」というのよ、といわれ、初めてその言葉を知りました。(ちなみに、広辞苑第7版では、「①無声映画の上映の前に弁士がする説明。②本題の前に説く話。「―が長い」」とあり、大辞林4.0では、「公開番組が始まる前に,全体の構成や軽い話などをして会場の雰囲気を盛り上げる役」とあって、今回は、大辞林の説明がはまっているように思います。)

ネットで、「前説」を検索すると、ライブの寄席などで、若手の芸人さんが、面白おかしく注意事項を述べられて、舞台と客席のあいだの壁をとりのぞくということらしいです。
ポイントは、いかに笑わせても注意事項をもらしてはいけないということだそうです。

諸注意は、もともと予定していた陰マイクの案内の中にあるので、それをまとめればいいと思ったのですが、問題は、笑いをとる方です。ちょっと無理っぽい。
笑いをとれなくても、舞台と客席のあいだの壁をとりのぞくことをめざそうと思って、考えたのが、シュプレヒコールです。

左手を腰に、右手を右上に突き上げて、「いっぷぅ」と私がいうと、客席から「いっぷぅ」と返していただく。大きな声はだせないので、心の中でささやいていただく。
「いっぷぅ」・・「いっぷぅ」・・「せんぷぅ」・・「せんぷぅ」・・「いっぷぅ」・・・・「いっぷぅ」・・「せんぷぅ」・・「せんぷぅ」

会場のみなさんに、右手をあげていただけて嬉しかったです。

そのとき、シュプレヒコールをやりますといったのですが、あとで、職員から、「センター長、いまの若い人にはシュプレヒコールは通じませんよ」といわれましたが、会場に来ていただいたのは、「シュプレヒコール」が懐かしい、という世代のみなさんだったので、これで、いいのです。

中島みゆきの歌で、「シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく・・・」(世情)というのがありました。
知っている人は知っています。
二十歳未満の実習生のみなさんは、知らないかな。あした、きいてみよっと。