住民のための成年後見制度勉強会、無事終了しました。
年末が近づき何かと気ぜわしい時期でしたが、写真のように、多数のみなさまに熱心に参加いただきました。
ありがとうございます。
この日、チラシでは周知していなかったのですが、UDトークを使っての情報保障にトライしました。
リハーサルのときは、だいぶうまく行きましたが、本番では、3割ぐらいの出来映えだったでしょうか。
岡崎での研修会では、講師の先生から、とにかく場数を踏んでくださいということでしたので、きょうは、スタートとしてこれからも情報保障についてスキルアップしていきたいと考えています。
月曜日に、あらためて、反省会をしたいと思いますが、とりあえず、思いつくことがらを書きます。
○ なにをおいてもマイク。
通常のホールで使うマイク、有線1本、無線2本のマイクを使いましたが、これら3本の間でもマイクによって、音声認識の正確さが変わります。
途中から、UDトーク用に販売されているマイク(iPhoneに接続するもので、音声拡張機能はなし)を通常のマイクと合わせて持ってもらって、だいぶ音声認識の正確さが改善しました。
○ 文字を読むのは大変。
正確に変換された文章でも、2時間の講演内容を文字情報で取り入れるのはしんどいのに、いったん誤変換された文章を読み、それが修正されたものを読み直すのは、相当に「苦痛」といってもいいぐらいの負担があります。あとで修正できるといっても、やはり、繰り返しになりますが、最初の音声認識で可能なかぎり正確に認識してもらうようにする努力が必要。
画面の左の前に座っている2人が修正作業をしています。このときは、話者に、UDトーク用のマイクを持ってもらっているので、修正した文字(水色で表示されている)も「長男」のみです。
文字のサイズも、少し小さかったかなと思いますが、修正を意識するとこのサイズになりました。
この日にあわせて、いつも研修で見ていただくビデオに、字幕をいれました。字幕は、SRTファイルをテキストエディタで作成し、フリーソフトで元の動画と合成するという手法で作りましたが、なかなかいい感じでした。
きょうは、手話を使われる方や難聴の方も多く参加いただきました。さらに、情報保障に努力しますので、きょうにこりずにまた参加していただき、レベルアップのために貴重な御意見をいただきたいと思っています。