8月15日は、年金支給日でした。

銀行勤めの親しい知人によれば、やはり、この日はATMが混むと言っていました。
急激にキャッシュレス化が進めば、私たちが年金をもらう頃には、銀行にならぶこともないかな。
ひょっとして、希望により、PayPayのポイントかAmazonのポイントとかでもらうようになるかも。

年金支給がなぜ2か月に1回で、毎月でないのか。
毎月であれば、金銭管理ができない人を担当している福祉の担当者はだいぶ負担が減ると思うのだけど。
銀行勤め人に言わせれば、「振込手数料がかかるからじゃないの」、公務員出身者にしてみれば、「事務が面倒なのでできるだけ回数は減らしたい」となるけれど、答えは不明だそうです。絶対誰か知っていると思うのですが。http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000206039

また、この日は、私たちが関わっている人の給料日でした。
自分の給料日でもないのに、待ち遠しく、来てホッとした日でした。
私たちが関わることで、その人にきつい、つらい思いをさせた、という思いがあります。その人のやってきたことを考えると仕方ないという意見の方が多いのかもしれませんが、ほかのやり方はなかったのか、と考えることもあります。

家族のそれぞれの思いは、少し面談しただけではわからないとも思うこともあります。それは、私に個別支援の経験が少ないせいで、プロの方ならそんなことはないのかもしれませんが、30年、40年、50年もの家族の人生を数回ずつあっただけでは、掴みとれないのです。

自分の力量のなさを思うと同時に、福祉のみなさんはすごいなぁと思うこともここ1か月ほどの間で経験しました。話を聞いていると福祉サービスの受け入れがとてもじゃないけれど難しいと思われる人に、見事に、福祉や医療に繋げました。

8月15日は、終戦記念日でもありました。戦没者遺族のための弔慰金支給の仕事もしたことがあり公文書館で戦死者の古い資料にあたることもありました。
福祉の努力も、戦争になれば全てが台無しになります。福祉は、平和が前提です。平和であってこその福祉なのだとあらためて思いました。