行政職員・福祉職のための成年後見制度研修会、無事終了しました。

今回は、全く成年後見制度を知らないという方向けに、前半は、ベーシックな内容としましたので、よく知っている方には物足りなかったかも知れませんが、アンケートをみると、なんども学ぶことが復習になって良かったという感想も多くあり、良かったと思いました。

後半、90分の時間をとって、小牧市地域包括支援センター権利擁護推進部会とふれあい総合相談センターのご協力を得て、事例報告をしてもらいました。

小牧市内には5箇所の包括支援センターがありますので5つの事例、プラス障害事案として2事案の7事案について、支援に入ったきっかけから関係機関との連携など報告していただきました。
日ごろ、さまざまな事案を担当されているみなさんから、具体的な成年後見制度の利用方法を知ることができてとても良かったと感想をいただいています。

さて、今回も、現地会場とオンラインのハイブリッド型の研修としました。前回の扶桑町での初めてのハイブリッド研修の反省事項を踏まえて、いろいろバージョンアップしました。

今回、思い切って「ATEM Mini」というスイッチャーを購入しました。
ATEM Miniを使用することで、ビデオカメラとデジタルカメラから、映像を取り込み配信することや会場のアンプから音声を取ることができて、良かったと思っています。

できれば現地で生で聞けるのならそれが一番ですが、このコロナの情勢で外に出られない状況であったり、そうでなくても、会場までの交通にかかる時間が節約できたりすることで、オンラインで良かった、十分だという感想をいただいて、私たちは喜んでいます。

今回、ときどき画面表示が途絶えたようですが、一応、無事終了できたことで自信を深め、さらに、挑戦していけるように思いました。
まだ、十分でないのは、聴覚障害のある人のための、手話通訳と字幕です。

少しずつ、改善していきたいと思います。ともかくも、参加いただいた皆さま、ありがとうございました。