きょうは、久しぶりに名古屋にでかけるということで、名鉄バスに乗りました。

通勤に使うバスは、乗るときにバス料金を払うタイプです。名鉄バスは、後ろから乗って、乗るときに整理券を取るか、manacaカードでピッとして乗車し、降車時に料金を支払うタイプです。

きょうの運転手さんは、なかなか厳しい方で、中学生男子が乗車直後両替をしようとすると、「あとあと、降りるときにして」とつっけんどんに言っていました。

次のバス停では、一人の青年が乗ってきてすぐに、運転席の横までいってお金を払おうとして、運転手さんに、「整理券取って」と言われていました。その青年、意味がわからなかったのようで小銭を見せながらお金を払いたそうでした。

あぁ、日本の人じゃないのだと気づいて、私は、代わりに整理券を取って空いている席を指さしてとりあえず座ってもらって、バスが動き出しました。

思わず Do you speak English? と尋ねたものの、当方が、I can’t なので、Yes といわれず首を振られてよかったのですが、「ぼくには、UDトーク(音声認識アプリ)がある」と気づいて、まずはiPhoneのメモ帳で「どこのくにから?」と文字入力して見せました。

これは、わかったみたいで、「ベトナム」との返事。
そこでUDトークの翻訳機能でベトナム語を設定して、iPhoneを介して話しました。

(私)このバスは後で払います。
Tôi sẽ trả tiền cho chuyến xe buýt này sau.

iPhoneを彼に渡すと、

(彼)Tí tôi trả tiền ở đâu
どこで支払いますか?

英語ならまだ翻訳された結果が正しいかどうかわかると思いますが、ベトナム語はもうUDトークを信頼するしかないです。

聞くと1か月前に技能実習生としてやってこられたそうです。
ほんとに、こちらの英語の実力ぐらい、日本語ができません。
頑張ってほしいと思います。

料金表を見たら、220円。220円持っているか見せてもらったら、100円玉2枚と10円玉1枚と5円玉2枚。
渋いです。

春日井駅でお別れしました。

きょうはいいことをしたのを神様が見ていてくれてご褒美で「いいこと」(例えば秋華賞で大当たりとか)があるかと期待していましたが、そういう欲深い人には神様はご褒美をくださらないようです。