2月15日、当センターと尾張東部権利擁護支援センターと愛知県社会福祉士会の三者で企画・運営を受託していた愛知県主催市民後見普及啓発セミナーが無事終了しました。

感染拡大により講演の永田先生やパネリストの出席が難しくなったらどうしようとずいぶん心配しましたが、みなさん、無事来ていただきました。
お客さんの方も、感染を懸念して現地参加者がおもいっきり減るかなぁとも思っていたのですが、約40名の方がお越しいただきました。

コロナとは別に心配していたのが、録画配信のための作業です。
企画当初から、現地開催と録画配信のふたとおりの参加方法を予定しており、三者のうち、録画配信は当センターが主担当であるため、その素材を取り損ねないようにと相当気を遣いました。

昨年度、パソコンを使ってのリアルタイム配信でしたが、Wifiの問題やパソコンのスペックや相性の問題等どれがいけなかったのかは分かりませんが、途中うまく配信できないことがあったので、同じような失敗は許されないとあれこれと準備を重ねました。

まず、リアルタイム配信はリスクが高いので、録画配信のみとし、会場も、ウインクあいちと会場のネット環境が十分なところを選びました。
配信用機材も、パソコンのスペックに頼らないですむ、Atem Mini Extreme ISO というスィッチャーを購入。この機材は、同時に8系統の入力を受け取り、録画ボタンを押すだけで、そのそれぞれの入力について録画が撮れるという優れ物なんです。

会場のメインのスクリーンには、パワポ資料、講師(パネラー)、手話通訳を映し出しました。

3台のビデオカメラを配置し、講師、パネラー、手話通訳などをそれぞれビデオカメラで撮り、スィッチャーの機能で、画面を切り替えるという作業をしました。画面切り替えは上手にできたのではないかと思っています。

テストをしたのに、本番で手話さんを撮っていたカメラの映像がスイッチャーまで届かないアクシデントがありましたが、なんとか、バックアップ用のカメラを使うなどして乗り越えることができました。

録画配信は、3月1日スタートです。10日で、字幕入れ、編集作業をすまさなければなりません。なかなか厳しいです。