東山動物園のインドサイの写真です。目が優しいと思いました。どういう経緯かツノがだいぶ痛んでいます。インドサイというぐらいだからインドから来たのだと思いますが、ひょっとしたら、「なんの因果ではるばる日本まで来ることになったのかなぁ」と思っているのではないでしょうか。

ビデオをつくりたいな、と思ったのは、もちろん、成年後見制度の紹介ビデオですが、ろう者のことをネットであれこれ検索しているうちに、社会福祉法人聴力障害者情報文化センターというところの実費可能なDVDのリスト(http://www.jyoubun-center.or.jp/video/cost/)のなかに、「手話で知りたい成年後見制度の基礎~大切な財産を守るために~」という見出しのものを見つけたからです。

御承知のとおり、以前の禁治産者制度では、ろう者は、準禁治産者とされていました。

『1979(昭和54)年までは、ろう者は「準禁治産者(心神耗弱・浪費癖のため、家庭裁判所から禁治産者に準ずる旨の宣告を受けた者。法律の定める重要な財産上の行為についてのみ保佐人の同意を要した。」と見なされ、住宅ローンの利用や家業を継ぐことも出来ませんでした』(全日本ろうあ連盟のホームページから引用)ということです。

当時のことは、あらためて勉強したいと思いますが、だれもが、成年後見制度を利用しやすい環境を整えるために、ろう者や難聴者のみなさんにもわかりやすいビデオが必要と思います。そのようなビデオを作るとしたら、どんなものになるのでしょうか。上記の実費頒布のビデオを手に入れることができたら、仲間と検討してみたいと思います。