仲間が減ってきたのか、蝉の鳴き声が少しずつ弱弱しくなってきたように思えます。暑いけれど、秋が近づいてきているようです。

9月にふたつの研修会を予定しています。

ひとつは、権利擁護支援者養成研修です。
当センターでは、市民向けの講演会・学習会、行政・福祉職向けの研修などいろいろな研修をしていますが、この研修会は2日間でじっくり権利擁護のことを学ぶ研修です。
参考:市民後見人養成研修では、さらに多くのことを学び、前期5日間、後期7日間の合計12日間となり、しかも、後期は前期の終わりにある面接試験に通らないと受講できない仕組みです(尾張東部成年後見センターの場合)

対象者の理解では、認知症の方については医師が、精神障害のある人については精神保健福祉士がお話しします。
その他、権利擁護について、成年後見制度、日常生活自立支援事業、年金、相続など関連分野も含めて、それぞれの専門職から幅広く学ぶことができます。
カリキュラムは、<こちら>を見てください。

この研修を受けたら資格がもらえるのかという、御質問もときどきいただきます。修了証書はでますが、特にそれがあったからといってなにかになるわけではありません。
しかし、私たちの圏域内で、ぜひ日常生活自立支援事業の支援員をされている方やこれからお願いする方などには受講していただければありがたいなと思っています。
権利擁護支援者養成研修の申込みは<こちら

もうひとつの研修は、地域連携ネットワーク研修会です。
こちらは、法律職、福祉職など多職種の方が同時に研修を受け、できれば交流もできるような形で進めていきたいと考えています。
2か月に1回ぐらいのペースでできればいいなと考えています。

第1回は、年金の話です。高齢者であったり、障害のある人であったり、年金は大切な収入です。どういう原理・原則で動いているのか、どういう手続きを忘れてはいけないのか、個人的にはそんな話を聞きたいと思っています。時間は、質疑応答も含めて2時間ですので、たっぷりありますので、しっかり学びたいと考えています。
地域連携ネットワーク研修のご案内・申込みは<こちら