(写真は、本文と関係ありません)
2月3日、尾張北部圏域の障害福祉を考える会、終了しました。
オンラインリアルタイム配信の方で、トラブルがあり、最初の10分ほど配信ができませんでした。オンラインでお申込みの方には御迷惑をおかけしました。オンラインで申込みいただいた方には、当日中に別に収録した動画を視聴できるURLをお知らせしていますのでご確認ください。
現地参加47人、配信動画再生回数29回(2月24日現在)の実績で、始めた頃10数人の参加者だったことを思うと多くの方に参加いただけるようになりました。
今回のテーマは、グループホームで暮らす、でした。
第1部は、高森裕司弁護士から、「グループホームに入るまで、入ってから」と題して、高森弁護士の実践をふまえたお話をいただきました。
第2部は、けんよごのセンター長から、「成年後見制度を使って グループホームで暮らす」と題して、けんよごが法人受任しているみなさんのことを話しました。
第3部は、予定を一部変更して、最初に、田代波広圏域アドバイザーから「障害者グループホーム『恵』不正問題」についてお話いただきました。その後、現地参加のみなさんと質疑や意見交換を行いました。
充実した集まりとなりました。
【参加された方の感想~アンケート抜粋】
【第1部についてのご意見・ご感想】
・グループホームについて勉強になりました。
・グループホーム入所だけに限らず、その方の意思決定を第一に、やっぱり最後はそこに関わる方々ではないのかなと思います。
・グループホームは、施設的な役割、仕事から帰る自由な生活の場としての役割、アパート暮らしのための中間施設的な役割があり、グループホームによって、どの役割が色濃くでるのか変わってくると思った。本人の目的に合わせたグループホーム選びは大切だと思った。また、本人の生活の質を考えると、食事の提供は大切だと思った。グループホームの食事を毎日欠かさず食べるようにするのではなく、自分たちがたまには家のご飯ではなく違うものが食べたくなるように、たまには自分の食べたい夜ごはんを自由にお店で買ったりするくらいがよいのかなと思った。
・現在のグループホームの仕組みや内容は理解してるつもりです。入るに当たっても課題があり、入ってからの課題があり続ける事もわかっています。 ただ、重い障害者のホームの話には、いまだ、皆さんと同じ土俵にさえ入れてないと感じてます。 不安しかありません、そんな中なので 高森先生のレジメに 日中支援型は根本的には親任せ、親頼みの国の制度、社会の問題 と書いて下さっていたのは 嬉しかったです。 まさしくその通りだと思ってます。
・軽い障害の方の事例を聞いている気がしました。 グループホームがまだ新しい存在なのでまだまだ事例が少ないのだろうとも思いました。
・講師の高森弁護士は、実際に保佐人や後見人活動をされていらっしゃるので、講義の内容が実際的でわかりやすかった。また、虐待や親の高齢化.親なき後を見据えてグループホームに入居が決まっても、またその先には必ず変化があることなども理解できたのでとても参考になった。
・パワーポイントの中でもう少し違いが分かるよ工夫されていれば、なお良かったのではないかと思います。
・ありがとうございました。
・まずは「知る」ということでの参加です。内容については初めての事ばかりでした。
・満足について回答できるレベルを持っていません。(良かったと思います)
・自施設のGHしか知らなかったので、様々なサービスを提供しているGHのことをきくと勉強になりました。
・「グループホームの認識」が変わりました。宿泊体験することの大切さにビックリしました。本当にできるかと思いましたが、しっかり調べることは必要だと思いました。推進会議に出席する機会がありましたら参加したいと思います。
・障害を持った方々が65歳以上となるケースも増加してきていると思います。 介護保険におけるグループホームと障害福祉におけるクループホームがどう関係しているか考える機会となった。
・それぞれの事例の方がどういう個性があって…など細かく説明があり、グループホームでの生活がわかりやすかったです。その人らしく生活するために、グループホームもその人に合ったところを選び、地域の支えが届くグループホームが出るといいです。
・グループホームが何なのかも知らなかったので、大変勉強になりました。 まだ、子供は小学生ですが、将来にむけて参考になりました。
・初めてグループホームについてのお話を伺いましたが、話が分かりやすく、将来を考える上で、一つの参考になると思いました。
・グループホームもさまざまなホームがあるということがわかり、障害の種類や程度にもより、色々見学し体験して入所する所を選ぶことができる。今は経営主体が多いが問題である。
・GHには利用者の目的に合わせて、色々なタイプのGHの中から選択する必要があることを理解した。
・グループホームのことは、あまり周りでもきかないので、今日は話をきけてよかったです。
・小さい施設じゃないかと言っていても仕方がない。そのグループホームの特徴、役割を理解して、本人に合うホームを選ぶ、利用するしかないと… グループホームの情報を集め、足を運ぶ…他の事業所を選ぶのと同じですね。日中支援型は親任せの国の制度に問題があると…人材育成をどうやってできるか…みんなで考えていきたいです。
・事例をもとに説明があり、わかりやすかったです。自分の母親も認知症で施設かグループホームか検討しましたが、施設の方が高齢、病気等を考えてと施設にしました。
・グループホームは「認知症」が対象だと思っていた。認識がかなり違っていた。勉強になった。
・本人の目的にあわせて、色々ためしてグループホームへ入っても思ったのと違っていたら、また考えて次へ、本人の希望を一番に考えて行くことでしょうか。
【第2部 事例報告について】
・グループホームに入ってからも色々と確認していかないといけないと思いました。
・障害者のグループホームの事を知ることができてよかった。
・複数の職員が関わり検討して意思決定支援ができる。長くおつきあいができる。
・けんよご法人の受任状況では、認知症の方よりも、障害者の方が多いという特徴を知った。地域での見守りが難しいなか、グループホームでは調子の悪い時など何かあった際は、見守りの役割を果たすことで安心した生活を送ることができると思った。
・法人受任も裁判所で決まるのか?とか 根本!?そして、やはり、重い人の話が余りなかったのでざんねんででした。しかし、沢山の方が関わってくださると言う事は良い事だなと思いました。
・個人でなく、法人として後見人になる大切さを感じました。
・『けんよご』では、法人受任を30人されている事や、成年後見人の役割である「障害者虐待がないか」「権利侵害がないか」の視点についても知ることができた。 また、親なき後の暮らしの場としてグループ
ホームでの暮らしを一番多く選択肢として考えられていることがわかった。
・色々な事例のお話がありましたが一口にグループホームと言っても個性が有り、色々ニーズに合った所を探す事、また折衝する事でより良い方向に導く努力も残されている事、その結果より寄りそう事ができる
事が勉強となりました。
・満足について回答できるレベルを持っていません。(良かったと思います)
・成年後見制度を知って様々な方がGHを利用している事を知れました。
・入所したから、と安心しない。 研修で学んだように時間をかえて訪問していこうと思います
・法人受任されている方は知的障害と精神のみで身体に係わる障害はいないのか?
・成年後見制度については、ほとんどがお金の管理と思っていたが、とても寄りそってもらえるものだと思った。
・親なき後の暮らしをグループホーム(おうち)でその人らしい日々を成年後見制度を利用しながらすごせるのは安心につながるのだろうと思った。
・第1部と重なる内容があり、補完されるところもあって聞きやすかった。ただ、もう少し具体例があると取っとっつきやすかった。また、後見制度を利用する際の手続きの難しさなども触れてほしかった。
・成年後見人だけでは見守れない事があるのでカバーしてもらえるホームとは本人の調整役として、又、虐待や権利侵害がないか、などの視点を見ることができる。
・けんよごの役割が具体的に理解できた。
・法人受任についてよく理解できました。
・グループホームでの生活にはさまざまなルールもあり、また、ともに生活する方との相性もあると思います。
よく検討して決めることが大切かなと思いました。
・グループホームに入る時の本人の意思決定については親が決めてここに入るんだよと決めたので、本人の意思決定は大切なことだったんだということを知りました。実際には、今楽しく行けているので、本人の意思となっているのかなと思いました。
・重度障害、重症心身障害者の行き場が少ないという現実を改めて確認した。施設から地域へと言われ初めて30年近く過ぎるのに、生きる場所がない現実に重度の障害者の家族はどうしようか…受け皿なども方向性がもう少し見えると安心するのだが…結局は、地域よりも遠方でも本人に合う施設なのかな…とも思う。
・本人の意思を大事にして、訪問の時ささいな話もしっかり聞きグループホームのスタッフの方に話しかけ、日々の話を聞きたい。
【第3部 交流会について】
・当事者家族の方々の現状のお話を聞くことができてよかった
・事業所の問題だけにとどめるのではなく、地域全体、業界全体で問題として捉えていることで、繰り返されないように努めていることを知った。また、コロナ禍も相まって愛知県の監査が追いつかなくて、風通しが悪くなってしまったことを知った。風通しを良くするために、私が社会福祉士実習でお世話になった市の自立支援協議会では、法人関係なく、職員が施設をローテーションをするように、一人ずつ他法人の施設や、同法人で自分が働く施設以外の施設で一日過ごし、外からの視点で気づいたこと違和感を感じたことを話す機会を作ってみようという提案をされていました。まずは、同じ法人の中で、職員が他の施設で一日過ごし、ローテーションをしていました。終礼ではこれは、見方によっては虐待ではないか、ということを正直に話されている様子もありました。行政としての機能は重要だが、それに加えるような形で風通しを行政を挟んでよくする他に、なにができるかなと考えようと思うきっかけになりました。
・田代さんのお話、レジメはとても良かったです。 『恵』の話は、これまで 重い障害者の話をおなざりにしてきた国の施策のつけが出たと思ってます。 重い障害者は見放されてるとしか思えません。 私の周辺はホームに入るにあたっても親が大変苦労して、入ってからも理解して貰う事に親子共に苦労して、その最後も、知人としても、心が痛くなる ケースがありました。 どうか、社会問題を皆さん忘れないで下さい。
・一部質問しにくい質問もあったと思いますが具体的で理解しやすい回答で有ったように思います。
・公助、共助部分で改善することができる事がわかりました。
・本人、家族がダウンする前にやるようにするといいと思います。
・GH支援員として従事している中で、実際に当事者の方の保護者様の声を聞いて良かったです。
・当事者の苦労がよく理解できました。 どうしたらよいかよくわかりませんでした。しかし本人がぎゃくたいをうけないように、よく観ていくことの重要性は理解できました。
・障害者グループホームの現状、今後の課題等を整理するきっかけとなった
・いろいろな内容があり勉強できました。
・グループホームを考えている方が質問されて、地域で住んでゆくためにを親なき後を思って来てみえるんだろうなと思うと少しでも力になれることがあれば…と思いました。
・いろんな意見も聞けて、今後どうしたらいいか等、話が聞けてよかったです。
・65歳問題の勉強になりました。その頃には親はおそらくいないので、何も行動できないですが…。親なき後問題も引き続き考えなければならないですね
・大きな問題を元に今後の課題を話してもらえたことが参考になった。出席者の方の質問を聞きながら、現在の福祉サービスの問題を知ることができた。
・“めぐみ”問題を基として、色々な事情が理解できた。 これからのGHの問題は大きいと感じた。 障害者の親から貴重な意見を聞く機会があり有意義であった。
・田代アドバイザーの話がよかった。さらにききたい。 ・交流会の中での話内容について我が子のことに照らし合わせ考えさせられた。
・田代さんの話がとても分かりやすかった。
・質問に対してていねいに答えていただいてとても勉強になりました。
・田代アドバイザーのお話、恵問題の課題、現在の取り組みが良くわかりました。
・質問:日中支援の子→難しい状況である。多くの人の目に見守りしてもらわないといけない。障害者に対する不安。 返答:社協との契約→後見人制度の利用 人員不足の問題あり、課題が多い。
・交流会の時間がもう少し長くても良いと思います。
・グループホームの内容がわかりつつあるけど、まだ何も知りえてないので、勉強になり、自分のスキルを向上させて行く事、他の研修があれば参加して知識の向上に努めたい。
・田代圏域アドバイザーの話はとても分かりやすかった。問題点や課題がよくわかった。
・障害者用と高齢者用のグループホームがあるのか。「日中支援型」は初めて聞いた。グループホームは全部「日中支援型」と思っていた。 「いろいろなグループホームを体験する」ことは現実的なのか。
・本人の意思決定支援が大切で、地域で共に生活出来れば良いと思えた。
【次回テーマとして、聞いてみたいことなど】
・障害がある方の日頃の生活実態のお話が聞けたらと思います
・課題が大すぎて絞れないほどと感じてます。 ただ、どの障害者に対してもと言うテーマでは、なかなか核心
まで行かないと思います…障害特性があまりにも違うからです。
・学校との連帯推進のやり方
・色々なテーマが有ると思いますがそのテーマにそった実務者の生体験発表でも聞ければと思います。
・重度訪問介護について
・地域参加
・子が来年から中学生になり、小牧養護学校でお世話になりますが、学校から将来の仕事について考えて
おいてほしいと言われていますので、障害者の仕事を取り上げてもらえるとうれしいです。
・具体的にどの様な状態になったら後見人が必要になるか。後見人、保佐人、を決めていく手段を具体的に説明していただきたかった。具体的な制度。
・障害のグループホームと高齢のグループホームのちがいが少々わかったような気がします。今回で日中サービス支援型のグループホームを知りよかったです。
【その他】
・今後のポイントがある講習会の情報が知りたいです
・子どもが、通所している立場だとお迎えがあり、16時まで滞在出来ません。 13時開始とかにしてほしいです。
・お忙しい中、お世話になりました 今後とも宜しくお願い致します
・尾張北部権利擁護支援センターの多くの活動をより多くの人に知って頂き、さらにこの地味な仕事を誇りをもって取り込み発表させPRする為にもSDGSのバッジのように明るくカッコよく作り実費で買えるようにしては?ロゴマークなど入れて。
・有意義な研修をありがとうございました。
・本日の研修ありがとうございました。選ばれるホーム運営にとりくんでいきたいです。
・色々と勉強になりました。ありがとうございました。
・尾張北部権利擁護支援センターがあることを始めて知りました(勉強不足でした)。 私は世話人をしていますが、立場は違いますが障害者さんたちが少しでも幸せに暮らしていただければと深く思います。ありがとうございました。
・勉強する機会を作っていただきありがとうございました。
・ありがとうございました。
・障害者GHと高齢者(介護保険)の違いについて理解できたが、行政の対応についてちょっと問題かな。障害者福祉の現状についてよくわかりませんでしたが本日の研修でよくわかりました。人権にかかわる大事な問題があると思いました。(感想です)
・65歳問題についてお願いしたいです。