支援してもらいたい当事者がつけるマークは、「ヘルプマーク」ですが、手助けが可能な「支援者」の側が携帯することにより、困っている人が支援を求めやすくなることを目的としたマークです。

愛知県東郷町在住の方が考案されたものとのことです。詳しくは、東郷町のホームページを見てください。

『このマークは支援者側が携帯し、思いやりを見える化することで、「お手伝いしますよ」「何かあればサポートしますね」という気持ちを示すことができます。当事者が声をかけやすくなり、安心して支援を求められるようになる役割があります。』と説明があります。3つのハートは、個人の思いやり、コミュニティの思いやり、社会全体の思いやりを表現しているそうです。

私は、外からは障害がわかりにくい当事者の側がつける「ヘルプマーク」のようなものも必要なのかもしれませんが、どちらかというと支援できる者が「気軽に声をかけてもらえばお手伝いしたい」という気持ちを表現できるといいなと思っていましたので、いいものができたと思います。

ほかに当事者がつけるマークとして、マタニティーマーク耳マークがあります。耳マークは、当事者の方がつけるほか、役所や銀行の窓口におかれて、「筆談で対応します」というお手伝いする側の表現の両方に使われていますね。